担当者さんから出してもらった見積もりは、パナソニックの他に、東芝とシャープ。シャープからは2パターンで出してくれている。 わが家に太陽電池モジュールを設置できる屋根は西面3面に東面3面。各メーカーによりパネルに特徴があるので、設置基準から何枚のパネルを置けるかによって発電量が変わってくる。 ぶっちゃけて言ってしまうと、パナソニックの場合、普通のパネルが23枚に加え、ハーフサイズのパネル3枚を設置できるので、そのパネルにより算出される発電量は5.88kwのシステムとなる。その価格は値引きを加え、240万円。国からの補助金が1kw辺り20、000円となるので、117、600円下りることになる。これって、一般家庭においてはかなり大きな金額になりますよね。 一番高い金額提示となったのが、わが家の場合、東芝と言う結果になっていた。設置できる太陽電池モジュールは全部で23枚となり、その発電量は5.75kwで見積もり価格は255万円。 シャープからは種類の違うものなのか、2種類の見積もり書が提出され、価格的にはパナソニックより安いが、発電量もかなり落ちることになった。 ちなみに、一番安いのがシャープの208万円となったが、太陽電池モジュールを24枚設置とあるが、発電量が4.75kwのため、補助金も10万円を切ってしまって、95、000円となっていた。 もうひとつのシャープからの見積書は、太陽電池モジュールは23枚の設置となるが、発電量が5.63kwで、見積もり金額も238万円と上がってしまう。 10年間固定の売電価格を考えても、表に出ている見積もり金額を考えても、パナソニックがお得なのだろうな、ということが素人目でみてもわかる。 だんな様のパナソニック一押しはそれだけではないという。実は、独自の製品だけではないらしい。それだけ聞くと、わたしなんかは逆に不信感を持ってしまってもいたのですが・・・。 パナソニックの太陽光発電システムは、メインにもみえる太陽電池モジュールが、なんと、もともとはSANYO製なのだとか。それが、合併によりパナソニックという看板を背負うことになったそうです。それでも天下のパナソニックだから、そのモジュールに手を加えているかと思いきや、そのままで十分実力を発揮しているのか、ほとんどそのまま使われているという。 また、SANYOの特徴として単結晶系のパネルとなり、担当者さんがいち押しのポイントとして、曇ったときの発電量が他より高めだということ。 そうやって説明を聞くと、わたし自身も、なんだか一番いいもののように感じてしまいます。 とは言っても、屋根の設置可能面積や、立地条件によって、それぞれの特徴もあると思うので、本当に設置を考えたときは、そう言ったいろんなメーカーを扱う代理店さんみたいなところに相談に行くのが一番良いと思います。 見積もり比較をしたうえで説明を聞くと、やたら納得できますよ。