さてさて、だんな様と持ち帰った太陽光発電のパンフレット。 これで知ったことはたくさんあります。 最近は近所でも見かけるようになった太陽光発電のパネル。これって“太陽電池モジュール”というらしい。そして、太陽から集めた光はそのまま電気として使えるわけではない、ということ。太陽電池モジュールで直流の電気を創り、“接続箱”で創った電気をまとめ、それを“パワーコンディショナー”なるもので家庭用の交流電気に変える。 そして、家にあるブレーカーの近くに“住宅分電盤”を設置して、家じゅうに電気を配る。それから、“電力検出ユニット”で、“エネルギーモニタ”へ情報を送る。そのため、電力の情報が目に見えるようになる、という仕組み。 太陽光でどれだけ発電しているか?わが家でどれくらいの電気を使っているのか?どれくらいの電力を売電しているのか?などなどの情報が目に見えてしまうのだ。それだけでなく、電気使用量が多い部屋や、どの機器が一番電気を使っているのかまでわかるという。イコール、細かく見て行けば、どの機器を使えば節電になるか?とか、今までわかっているようで、意外に知らないことまでわかってしまうのだ。 そして何より、設置した例とか、お客様の声を具体的に紹介している記事を見て、確かに設置するにはかなりの金額がかかりそうだが、ほとんどのケースで10年あれば元がとれる、というような声があるということに驚いた。もちろん、あくまで一部の例であって、全てにおいてそうじゃないかもしれない、というのはわかっている。けれど、太陽発電の仕組みを知って、電力のことを知れば節電につながるかもしれない、ということを踏まえると、それもあるかもしれない、という気持ちになってしまったのです。 また、パンフレットみて興味が出たわが家の方角と屋根の形。意外と設置するのに向いているかもしれないな?という条件であることがわかったのです。 屋根には、“寄棟屋根”と呼ばれる4つの面が中心で集まっている(通常、台形2枚と三角形2枚が合わさった)もの、“切妻屋根”と呼ばれる長方形のものが2枚合わさった一般的なもの、それから屋根が平らになっている、というか建物自体が箱型になっている陸屋根。陸屋根の場合は、パネルにある程度の傾斜をつけるための専用架台が必要になるのです。 また、屋根の方角について。もちろん一番設置にしているのは南向きが100%でダントツだが、意外にも西向きと東向きも80%(〜85%)ある、ということ。北向きは50%以下になるので、あまり設置することもないようです。 ちなみにわが家は、切妻屋根ですが、家の間取りにより3段になっていて、屋根が東西を向いています。 これで、どれくらい発電できて、どれくらい得するのかな?なんて考えると、人間って知りたくなるものですね。